人間物事がうまく進み過ぎるとか返って、「これで簡単でいいのかな?」とか、「うまくいき過ぎて怖いな…」と感じることはありませんか。
うまくいっていることに対して不安を感じてしまうのは、「うまくいくなんてありえない」、「うまくいくはずがないのに」など、最初からうまくいく未来を考えていないという可能性があります。
現実に起こる結果はある程度、自分の思考が影響してしまうので、「うまくいっている時にどうせこの後悪いことが起きるんだろうな。」と考えていると。
案の定悪いことが起きた時に、「やっぱりそんなにうまくいくわけないんだ」ということを認識してしまい。うまくいきすぎた時は必ず悪いことが起きるというロジックを自分で生み出してしまいます。
うまくいっていることも、うまくいかなくなっていく原因
- 自信を持てない→達成できる、成功できる見通しが立たない
- マイナス思考→現実の解釈がネガティヴに受け取ってしまう
- 自己評価を低い→うまくいかない事に対する肯定感が強い
結果的に、うまくいかない螺旋を自分自身で作り出してしまっているのです。自分がうまくいかない未来を作り続けているというのは、悲しい事です。幸せになりたいと願っているのであればなおのことです。
ではどのようにしていけばいいのでしょうか。
一緒に考えてみましょう。
うまくいき過ぎると怖い?

ネガティブに考えるということは、なにか起きた時に対する対応ができるという利点がありますが、常日頃から悪いイメージばかりしていると、何事も億劫になってしまい、新しいことを始めたりする時には欠点となることもあります。
悪い未来を描くことでバランスを保っている?
うまくいかない未来を描いてしまうのは、失敗した時の予防線であったり、変わりたいと思っていても、本当のところは大きな変化を求めておらず、今まで通りの日常を過ごしたいという深層心理が働いている可能性があります。
また、うまくいき過ぎるとあえて、うまくいっていないという認識を持つことによって、バランスをとり安定した暮らしを求める傾向があるのかもしれません。
いいことが起きると、同じ分だけ悪いことが起きてしまうという思考です。
この考え方は一見、バランスをとれているように見えますが、実のところうまくいっていても、「実は裏がある」、「本当は裏ではこんな風に思っている」など、マイナスに捉える思考になってしまいます。
せっかく嬉しいことが起きているのにマイナスに捉えてしまっては、
幸せを感じる機会を自ら減らしてしまっているのです。
幸せを感じるためには

これでは、いつまでたっても自分は幸せだと感じることがなくなってしまいます。
大事なのは今起こっていることは、その事実があるだけで、それ以下でもそれ以上でもない。その受け取り方次第でどうとでも判断できます。
すなわち、ただそれを幸せと感じることができれば、それだけ幸せを享受することができ、ただそれを不幸の前触れだと考えてしまえば、それたはただ不幸である自分を認識するだけになってしまうということです。
自分自身の認識1つで、人は幸せだと感じることができるのです。
うまくいっているよりも幸せを感じていることが大切
うまくいっている事に、目を向けるのではなくそれに対して自分がどう感じているかに目を向けてみましょう。じわじわと幸せを感じる事は決して悪いことではありません。
幸せでいること=当たり前のこと
誰にでも訪れる普通のことなのだと認識することで、自分が幸せでいる事を、周りに対して変な遠慮をする事なく当たり前と感じることで、他人に対しても心穏やかなに接することができます。
退職する時に、辞められる方が笑顔で退社していくのは自分の心の中に余裕が生まれて相手を労う気持ちも生まれてくるのだと思います。
あなたがすべきことは、この後にくる不幸に対して身構えることではなく、目の前にある幸せを感じとることが大切です。