【熊野古道】何百年、千年の時を経て今も残る古の道 自然のエネルギーをもらう【熊野三山】

旅行・観光

みなさんは、「熊野古道」をご存知でしょうか。熊野古道は、奈良県、和歌山県、三重県にまたがる紀伊山地などを通る「熊野三山」への参詣道のことです。

神秘的な雰囲気に包まれる熊野古道

平安時代から参拝のために使われているこの街道は、紀伊山地、熊野川などの大自然に囲まれた古道で、苔むした石畳、樹齢数百年から千年を超える樹木が迎えてくれます。

熊野三山は、「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」のことを指します。
この熊野古道は、2004年に世界文化遺産に登録されました。

熊野古道小辺路

熊野古道はいくつかの参道があり、今回は奈良県の高野山入口から、近鉄で降り、バスに乗り換えて「熊野古道小辺路」を通って熊野古道に入りました。

熊野本宮大社までは奈良県の「大和八木」駅から出ている奈良交通「八木新宮特急」で向かいます。バスの経路は紀伊山地を谷沿いを通っていくので、バス内からの景観がとても良い眺めです。

道路のすぐ側が川、谷となっており、バスの乗車位置からは特に見晴らしは常によく素晴らしいです。ただ、道幅は狭く、山沿いに沿って作られた道なので、蛇行し、車酔いされる方は、酔い止めなどをご持参されて方が良いかもしれません。

十津川村(八木新宮線) 時刻表|奈良交通
豊かな文化遺産と自然に恵まれ、多くのドラetc...

熊野三山を巡る

熊野本宮大社 Kumano Hongu Taisha

この熊野本宮大社は、日本全国にある3,000社にもおよぶ熊野神社の総本宮にあたる、熊野三山の中心地になります。
山々に包まれたこの熊野本宮大社は、明治22年(1889年)の熊野川の氾濫で被害を受け、明治23年(1891年)現在の地に遷座されました。

熊野本宮大社の御本殿は平成7年に国の重要文化財に指定されており、熊野造りと呼ばれる神社建築は赤や緑を基調とした艶やかな造りとは、異なった魅力を放っています。
御本殿までの木々の荘厳さもあいまって心引き締まる風格があります。

大斎原 Oyunohara /熊野本宮大社旧社地

大斎原(おおゆのはら)は熊野本宮大社が現在の地に移される前の、旧社地になります。
開けた地にそびえ立つ大鳥居は威厳に満ち溢れています。

明治の熊野川の大水害までは、ここに12社の社殿が並び、多くの人々が祈りを捧げていたのかと思うと感慨深い気持ちになります。

約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうです。

http://www.hongu.jp/kumanokodo/hongu-taisya/ooyunohara/

熊野速玉大社 Kumano Hayatama Taisha

熊野川に寄り添う位置に建つこの熊野速玉大社は、病気平癒、良縁結びの御神徳があります。
平成16年(2004年)に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。

神倉神社 Kamikura Shrine

熊野速玉大社から歩いて15分ほどのところに、神倉神社があります。
こちらは神倉山の山上にあるゴトゴキ岩と呼ばれる御神体が祀られています。
神社までは、538段の石段があり、登るには根気が必要となります。気合いを入れて登っていきましょう。

熊野那智大社

バス停「大門坂駐車場前」から熊野那智大社に続く約3kmの石畳の階段道を進んでいきます。樹齢何百年もの木々に包まれながら進む参道は神秘的な雰囲気を放っています。たどり着いた開けた地に見えてくる御本殿は感慨深いものがあります。

熊野那智大社のある那智山には、飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の那智の滝を見ることができます。那智の滝は日本一の落差を誇る名瀑で、その景観は目を見張ります。

帰和歌山県の伊勢から抜けて名古屋を通って新幹線で帰路へ。
バス使用して徒歩と合わせて 一泊2日でも熊野三山を巡ることができました。
参道を徒歩で行く場合は時間が時間を作っていきましょう。

さあ、皆さんも歴史と自然の織りなす神秘に触れてみませんか。

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