自信というのは、物の見方で次第で、多くも小さくもできます。
自信を測る物差しがないためです。
自分のことを低く見たり、謙遜することが美徳とした考え方もあります。
ですが、イコール自信を持たない方がいいということにはなりません。
過度な自信によってこれは他者に対して高慢に振る舞わうことは問題ですが、
自分に対して誇りを持つことはとても大切なことです。
そこで今回は、自分に自信を持つためにはどうしたらよいのかを考えてみましょう。
自分を表す言葉

自己紹介をしてください。と言われた時に、あなたはどれだけの情報を相手に伝えることができますか?
自己紹介は端的に言って、自分のことを知らない相手に対する重要なプレゼンテーションの意味があります。これはまだ、なんの情報もない状況で初対面の方々に一番理解しているである自身による最初のアピールです。
この自己紹介でどれだけ自分のことを開示できるかによって、今後どのように人と付き合って行くかも表しています。
たかだか、5分程度の自己紹介がそんな重要なことかと感じますが、これは自分自身がどのように自己を捉えているかという客観的な見方が含まれています。
もし、初対面で、「○○です。」という名前の紹介で終わってしまうと、それ以降の会話で質問を深くやり取りしていかなければ新たなあなたの情報を知ることができません。
相手によっては「あんまり詮索されたくないのかな?」とを遠慮あまり質問をしてこない場合もあります。
まずは自分から開示することから始めましょう。
どうすれば自分をアピールできるようになるのか?

自分という人物を表していくにあたってその方法が難しいですね。
どのようにしていけばいいのでしょうか。
一つの方法として他人からの自分の見え方を聞くという手がありますが、これは必ずしも正しいとはいえません。
他人からの見え方は、他人のもの尺による捉え方なので、そこには必ず意図がふくまれます。
「私はどんな人間?」という質問に対して、悪い言い方は率直にはしないでしょう。
また、自分の悪い点は、自分自身に身に染みている場合があるので、あえて人に指摘してもらうというのもお勧めしません。
ますます、自分はそんな悪いところのある人間なんだ、と落ち込んでいくだけです。
それではどのようにアピールしていけばいいのでしょうか。
自分がどんな人間であるか?

重要なのは、「自分がどうゆう人間でありたいか。」ということです。
「私にはこんなダメなところがあります。」といったところで、否定して欲しいならまだしも、相手は、「あぁ。この人こんなダメなところがあるんだな。」という刷り込みをされてしまいます。
自分の悪い点を素直に受け止めるのは一見、とても素晴らしいことのように見えますが、相手もそれを認めていた場合、そこから発展性がありません。せいぜい「自覚あるんだな。」ぐらいの取り方です。
それよりも、自分にはこんないい所があるという風に刷り込みをしていく方が大事です。
最初に騙す相手はは自分です。
自分自身がさも、「こんなにすごい人間なんだ。」と意識していればそれは自分の雰囲気・態度に表れていきます。それはゆくゆくは行動に繋がっていき、最終的には未来にも大きく影響していきます。
自分自身が、こうゆう人間だ。と認めることでそれは、次第に自分にやどり、対外へと伝わっていきます。
自分を表すのは自分自身だということを念頭においておきましょう。
世界は思い込みによって作られている?

物事の多くは思い込みから構成されています。
「世の中こうゆうもんだ」と、捉えているとそのようにしか見えなくります。
騙し絵にあるように一度こうだと思ってしまうと、そのようにしか見えませんが、答えを教えてもらうと急に答えのように見えてくる。
まずは、自分はこんな人物だと思い込むことから始めましょう。
それはできるだけ自分が思い描く理想の自分で。
笑顔が素敵な人でありたいなら、自分は笑顔が素敵な人間だ。
誰にでも物おじせず喋れるようになりたいなら、自分は誰とでも物おじせず喋れる人間だ。
モテすぎて困るくらいだと思えば、それはモテすぎている自分になります。
全ては自分が作り出した世界だということを意識して、自分と周りをいきましょう。
そこから、あなたの新しい世界が始まります。