デスクワークにおける腱鞘炎について

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過去に腱鞘炎になり仕事もままならないほどでしたが、いくつかの方法によって徐々に改善することができました。今でもデザイナーとして問題なく仕事を続けています。

腱鞘炎になって当時、印刷会社のDTP部門で働いており、デザイン業務ありましたが、基本的にはDTP作業がメインでした。

仕事量は、今で考えるとそんなに多くはなかったのですが、なるべく残業はしないで上がりたいという気持ちが強かったので、作業スピードを上げることで仕事をこなしていました。

繁忙期を越えたあたりで、右手首に違和感が出てきました。

最初は一時的なものだろうと思い、ゆっくり作業するようにするなどしてやりすごしていましたが、最終的には痛みで、仕事に支障が出そうほどになりました。

諸々調べた結果、腱鞘炎になっていたことが分かりました。

実は、同じ部署の先輩の女性の方がすでに腱鞘炎を患っており、その方は、デスクワークで、利き腕を酷使しすぎて1カ月休職をされていたとのことでした。

腱鞘炎は、腱が擦れて腫れ上がった状態で、原因となる作業を続けている限りは治らないそうです。

別の部署のディレクターは、腱鞘炎になったことで、完全に治すために、手術受けられました。無事回復されて仕事にも支障はでなくなりました。

私は、休職するまでにはいたらず、手術をするのも怖かったので、ひとまずか、これ以上悪化させないために仕事をしながら、どうすれば治癒ができるかを考え、あらゆる手段を行使した結果、その後仕事を続けることができるようになりました。

私が、実際に行った、方法をご紹介させていただきます。

手首等にかかる負担を減らす

痛みを感じている状態で作業を続けることは容態が悪化する原因になります。まず、痛みを感じている箇所の負担を軽減することから始めましょう。

痛みを感じる箇所をサポーターで固定する

なによりも痛みを感じていては、仕事になりません。

痛みは、腫れ上がった腱に刺激を与えるとますます痛みが増していきます。

ですので、まずこれ以上腫れた腱に負荷がかからないように固定してあげましょう。

Amazonなどに、「腱鞘炎 サポーター」、「手首サポーター」などで検索をすれば、 1,000円程で購入できるものが豊富にありますので、自分に合う商品を見つけて仕事中は装着するようにしましょう。

マウスの仕様を変えてみる

マウスパッドを変える

マウスパッド本来、マウスを使用する際に、滑らかに動かすためのものですが、使用範囲が限られているため、画面が大きかったりマウスの動かし方によっては、何回もマウスを持ち上げて動かすことになってしまいます。

自分の使用スペースあったマウスパッドを選ぶか、机の素材によっては、マウスパッド使用しなくてもよいものもありますので、思い切ってマウスパッドを使わないというのも手です。

トラックボールを仕様する

トラックボールは、位置を固定して、備え付けのボール転がしてカーソルを動かすものです。

手首の位置が固定されているので、手首の負担を大きく減らすことができます。

仕事場での作業環境 workspace

ちなみに以前の職場では私の周りに2人ほど、「ケンジントン」のトラックボールを使用していました。10,000円ほどするので、その頃の私にはハードルが高かったので私は、「サンワサプライ」のstreamを使用していました。

こちら、右利き用ですが、無理やり左手で使っていました。

現在は廃盤になっています。

ペンタブも併用して使う

ペンタブは、最大手の「Wacom」から「Intous pro」シリーズは長らくプロの方々にも親しまれていますが、最近では、10,000円以下の安価なペンタブも続々と出ています。

職場の先輩にペンタブを貸していただいたところから、ペンタブの便利さと、機能性を知り以後、仕事においてなくてはならない存在となっています。

ここからは、若干裏技的な要素もありますが、いずれも実際にやってみて本当に良かったと思えることですので、ご紹介させていただきます。

入力を「ローマ字打ち」から「かな打ち」に変える

実際に手首の炎症が悪化してしまっていると、キーボードの打ち方一つでも痛みが出てしまうようになってしまいます。

そこで、キーボード作業での動作ボリュームを減らして負担を減らしてあげましょう。

「ローマ字打ち」と「かな打ち」の違い

「ローマ字打ち」は、皆さんご存知のアルファベットでキーボードを入力して日本語に変換する方法です。

学校で習うのも主にこのローマ字打ちかと思います。

ローマ字入力の利便性としては、英語を打つときにアルファベットを見てローマ字を打つので、そのまま同じキーの位置で、日本語を打てることです。

ローマ字の位置を覚えれば日本語も打てるようになるので、覚える手間が省けます。

ですが、このローマ字入力、英文を打つのには都合が良いのですが、日本語を打つにはローマ字読みで打つので、一つの文字を打つのに平均2回打つことになります。

「あいうえお」までは、「a,i,u,e,o」と各一回でずつでOKですが、か行以降は「かきくけこ」が「ka,ki,ku,ke,ko」と各2回ずつ打たなくはいけません。

これが、「かな打ち」だと、日本語のひらがなのキーをそのまま打てばのいいので、「かきくけこ」がそのまま「か,き,く,け,こ」と各1回ずつ打てばOKです。

ローマ字打ちであれば2回キーを打たなければならないところ、かな打ちでは、1回キーを打てばよいといこと。

単純計算で、かな打ちはローマ字打ちの半分のキー入力で文字を打てるということです。打つ回数が半分になるということは、キーボード使用時にかかる手首への負担も半分に減らすことができます。

これは、1日中、週の大半をデスクワークをする方にとっては大きな違いです。

このなんとも便利な「かな打ち」ですが、あえてデメリットをあげるとしたら、覚えるまでが大変ということでしょうか。

特に、仕事をしながらキーの位置を新しく覚えなおすとなると簡単には切り替えはできません。

しかし、一度覚えてしまえばずっと使える技能ですので、この機会に「ローマ」字打ちから「かな打ち」に切り替えてみましょう。

そして、最後にご紹介するのが、こちら究極の方法となります。

主に右利きの方は特に大変でもあり、効果覿面かとおもいます。

利き腕とは判定の手でマウスを使う

これは、右利きの方の場合、右手でマウスを使っていると思いますが、これを思い切って左手に切り替えてしまう方法です。

腱鞘炎は、特定の部位を酷使しすぎた結果でる症状です。

おのずと、利き腕メインに使うため、腱鞘炎を患ってしまうのも利き腕の場合が多いかと思います。

この利き腕に生じた腱鞘炎を回復させるための方法として、利き腕と逆の腕でマウスを使用するということです。

キーボードを使用時以外は、ほとんどマウス作業になるかと思いますが、これを腱鞘炎ではない腕で使用すれば、ほとんどの作業において痛みを感じることがなくなります。

原因となる動作をやめなければ手術意外に治癒することは難しいといわれている腱鞘炎てすが、デスクワークにおける腱鞘炎はメイン動作であるマウス操作を逆の手にすることで、ほぼ負担をなくすことができます。

また、利き腕とは反対の腕、右利きの方の場合は、左手ですが、こちらでマウスを操作ができるようになると、利き腕である右手が空くという状態になり、文字をかきながらなど、同時に作業を進めることもできます。

また、キーボードの配置において、数字のキーが右側にあるので、マウスとキーボードをおいたときのバランスも邪魔になりにくいです。

こちらも、「かな打ち」と同様、使いこなせるようになるまでがたいへんですが、一度使いこなせるようになると、利き腕ではない方も器用に動かせるようになるので、仕事以外でもちょっとしたときに、普段を利き腕で済ますことを、左手でも行えるようになります。

私の場合は、歯ブラシの時と、スプーンを持つ時などに左腕で行えるようになりました。スマホをいじる時も問題なく左手で使いこなせるのもちょっとお得な気持ちになりました。

腱鞘炎になってしまうと、仕事にも支障がでますし、精神的にも負担になったりと、踏んだり蹴ったりな感じですが、転んでもタダでは立ち上がらない精神で、これを機会に様々なことを取り組んで新しい仕事環境にすると思ったよりも悪くはなかったな、と感じる時がくるかもしれません。

ぜひ、色々試してみてください。

みなさんの、腱鞘炎がよくなりますように。