世の中には、同じように生きているように見えて、それぞれ全く違った捉え方をしています。
自分が気にしすぎるているということは比較対象がなければ気付きません。自分がどうにも気にしすぎるなということにも、色んな人と話して初めて気付けます。
自分にとっては、気にすることがごく普通のこととなっているからです。
個々の性格は、元々の気質以外にも環境下によっても影響を受けます。常識やマナーもその人が過ごした環境によって変わります。
また、その環境が自分のこれまでの常識と違うと、無意識にストレスが加わっていきます。
まず、その環境に慣れることから始まりますが、過度に相手のことを気にしすぎる方の場合、疲弊してしまうこともあります。
そこで、改善方法を探ってみましょう。
自分の中の常識を疑ってみる
どうしても他の人と考え方が違う時に、単なる価値観の違いや、性格の違いと割り切ってしまうと、そこから改善していきません。
まず、自分の常識は、こことは違うんだなと認識した上で、他の人は何を見ているかを考えてみると意外と些細なことだったりします。
自分にはそのつもりがなくとも、悪いように受け取られてしまっては損をしてしまいます。
例えば、「●●さんは、仕事を頼んだ時に嫌そうにする」と言われた時に、「そんなつもりはない、なぜそんなことをいわれるんだろう」と思うかもしれません。
もし、周りの人が自分に対して意見を言ってくれた時、それはチャンスだと思った方が良いでしょう。自分で気づかないようことを、言ってくれてるということは、そこを改善するとより良い方向に進んでいけるということです。
まず、いっても無駄な人だと思われていたら、そもそも何もいわれません。
そんな時に、自分がなぜそんな風に見られているかを考えるキッカケをくれた考えた方が良いでしょう。
どのようにコミュニケーションをとるか
なぜ自分は仕事を頼まれた時に、顔が不機嫌になっているように見えるのか、と考えた時に、「仕事が山積みでうまくこなせるか心配」という理由で、不安を感じていたということに気づきました。これは実際の気持ちとは違う意図で認識をされてしまっています。
そうゆう時には、直接的に、「仕事を引き受けたいのですが、他の仕事があり、こなせるか心配です。」と伝える方が、顔に無意識に不安が現れるよりも、悪いイメージを与えません。
仕事をしっかりこなしたいという気持ちからくる気持ちなので、決して悪いことではないのです。
自分自身が何に対して不安を感じているかをしっかり受け止め、それを相手に伝えることによって、「●●さんは、仕事を責任を持ってこなそうして、仕事が溜まってきて不安になっているんだな」と理解してもらえます。
そうすると「じゃあこの仕事はスケジュールを調整しよう。」とか「■■さんにも協力して作業を進めよう」など、他の解決策を探ることができます。
なぜか仕事を渡すと不機嫌になる人よりも、一緒になって仕事を進めてくれる人の方というイメージの方が、今後の仕事もやりやすくなるでしょう。
周りの期待に応えようと完璧に仕事をこなそうとしても、結果それが相手にうまく伝わらなければもったいないですね。
あなたの気にしずぎる性格は、それだけ相手のことを考えているということ。
一歩踏み出して、素直な気持ちを伝えることで、あなたの良さを理解してもらえます。
そして、より良い人間関係を築いていきましょう。